農機具をしっかり保管!
劣化防止のメンテナンス方法とは?

農機具を長期間使用していると故障してしまったり機能が低下してしまったりすることがあります。農機の買取では、この農機の状態が査定に影響しますので、劣化の原因や自分でもできるメンテナンス法を知り、農機具の劣化を防ぐことが大切です。
ここで良くある事例とともに、各所をチェックしてみましょう。

色々な農機具たちの機能

トラブルについて見ていく前に、まず農業機械が持っている大まかな機能面についてご紹介します。既にご存知の方もいらっしゃるかも知れませんが、農機具全般にある一般的な機能や商品ごとの独自機能などがあり、おさらいの意味も兼ねて、ここで一部の例をご紹介します。

色々な農機具たちの機能

一般的な機能

【移動・運搬機能】

燃料や電気を利用して、製品のスペックや馬力に応じたパワーで走行します。エンジンによってシリンダー(気筒)の数が変わります。

【パワーステアリング(パワステ)】

運転者による動作のコントロールを補助する機構で、軽い力で操舵することができます。また、車輪が衝撃を受けた際に、キックバック現象を軽減させる役割もあります。

【水冷式冷却装置】

冷却水を循環させ、エンジンが高温になり過ぎないようにする役割があり、一般的には冷却液と水道水の混合水が使用されますが、空冷式の製品もあります。

製品毎の機能

【一軸正逆転ロータリー】

耕耘機などで用いられることがあり、機体のダッシュを防ぎ、精度を保ちつつユーザの安全も守るための機能です。

【ラジコン動噴】

動力噴霧器の無線操縦タイプのもので、農薬や水を比較的手間なく散布することができます。

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農機具の悩み事?

農機具に生じる問題

農機具は作業中に外部の影響を受け、品質を損なってしまうことがあります。また、保管中にも正しく保管していないと劣化の原因となってしまうこともあるのです。ここでは、農機具の品質変化から一体どのような問題が生じるのかを、表を用いて原因とともにご説明します。

錆

保管場所の湿気や結合部のグリス部分の手入れ不足などが原因で農機具が錆びついてしまうことがあります。錆による動作不良や破損といったトラブルに繋がる恐れがあります。

破損

破損

直接石や土に触れる部分で多く見られ、摩耗や間違った使用法などが原因で破損し、ボロボロになってしまうことがあります。作業の快適性が失われるばかりか、破損時に怪我や事故にいたるケースも考えられます。

部品の劣化

部品の劣化

代表的なものはタイヤの劣化で、長期間の保管によりひび割れなどが生じる場合があります。ひび割れに気付かずに作業した場合、パンクなどからで思わぬ事故に繋がる可能性もあります。

燃料などの劣化

燃料などの劣化

長期間使用していない場合など、ガソリンや冷却水が劣化してしまい、不純物が各所に運ばれて蓄積する恐れがあります。詰まりなどが発生すると農機具の機能を大きく損なうことになってしまいます。

農機具劣化などの問題は、保管中の変化が原因の多くを占めています。理由としては、管理不足などが挙げられます。使用後や離農後、売却を検討中の期間も適切な管理体制の元で保管する必要があるでしょう。「まだまだ現役」という考えで放置すると不動故障などにつながることもあるのでお気をつけ下さい。

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農機具の状態を良くしよう!

農機具の状態を保ち、回復させる手段は大きく分けて2つあります。1つは自分自身の手で農機具メンテナンスを行うこと。もう1つは業者やメーカーにメンテナンスを依頼することです。この2つの方法について、具体的にどのような内容なのか、どのような違いがあるのかをここでご紹介します。

自分でできるメンテナンス

自分でできるメンテナンス

自分でできる農機具のメンテナンスは下記のようなものがあります。

【パーツ交換】

多少知識が必要になる場合もありますが、比較的単純なパーツ交換によってメンテナンスや修理を行います。

【オイル交換】

市販の専用オイルを入れ替えるだけですので、簡単に行うことができますが、オイル抜きの場合はポンプが必要になり、燃料などの処分や取扱にに注意しましょう。

【清掃】

できる範囲の掃除を行います。さびや不具合を防ぐ効果がありますが、箇所によっては掃除ができないところもあります。また、誤作動を防ぐため、作業前には必ず農機具の電源を落としましょう。

【コーティング】

スプレーなどで各部にコーティングを行います。さび防止スプレーや潤滑オイルスプレーなどが代表的な方法です。

業者やメーカーのメンテナンス

業者やメーカーのメンテナンス

業者やメーカーにメンテナンスを依頼した場合、下記のような対応があります。

【塗装補修】

剥げてしまった塗装を補修します。コーティング効果もあり、サビ防止などにも役立ちます。

【完全整備】

問題点を可能な限り調査・修繕・整備します。また、型番号など必須項目を伝えることで、その後の故障にも対応してもらえることもあります。整備方法やサービス内容はメーカー、業者によって様々ですが、もしも整備面で疑問がある場合は担当のメンテナンススタッフに問い合わせ、今後に向けての知識向上にも役立てましょう。

【点検】

規定のチェックポイントがあり、それに沿った点検を行います。過去に整備済みでも定期的に行うことが大切です。

CHECK

※自分自身でのメンテナンスは自己責任になりますのでご注意ください
※工場といった専用の場所以外でのメンテナンスは、近隣周辺に配慮して行いましょう
※修繕費用などの一部は経費として計上できますので、領収書などは大切に保管しましょう

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まとめ

年季の入った旧型でも新型の農機具でも、劣化があれば買取査定に大きく影響します。
少しでも高く査定してもらうためには、使用頻度や動作性、エンジンの調子などに注意して、定期的なメンテナンスや環境に合わせた保管をすることが重要です。
また、農機具をただ処分するだけでは費用が掛かり、修理して売却する場合にもにもそのために負担金が生じてきますから、今回ご紹介した内容を活かしてより高く売却できるよう工夫してみましょう!

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